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執筆
1997
(江戸アキミ)「この犬は誰のもの? ― パスカル,L.64」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第9号,1997.
「読みの印象,解釈の虚偽 ― パスカル,『父の死に関する手紙』形態分析」,東京都立大学人文学部編『人文学報』,第294号,1997,pp.1-21.
1998
「パスカルの宗教思想 ― 「私の父」の死とテクストとしての『手紙』」,日本フランス語フランス文学会編『フランス語フランス文学研究』,第73,1998,pp.3-12.
「カグワシキカオリの共同体 ― パスカルと聖遺物崇敬」 ,日本フランス語フランス文学会関東支部編『日本フランス語フランス文学会関東支部論集』,第7号,1998,pp.41-58.
(江戸秋生)「テンキ,デンキの世界 ―日本映画,『お早よう』」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第10号,1998,pp.81-120.
1999
(江戸アキミ)「表象批判としての表象 ―黒澤明,『七人の侍』の賭けるもの」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第11号,1999,pp.115-139.
2000
「匿名性の「共和国」へ ―『モレリ大歴史事典,聖俗歴史雑録』の或る項目をめぐって 」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第12号,2000,pp.71-80.
「文学」成立以前を語るテクスト-歴史記述としての伝記『ブルゼイス』,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第12号,2000,pp.81-105.
2001
「出来事として機能する出版-三十年戦争とフランス-パラチナ問題」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第13号,2001,pp.21-55.
*「C-Fd./クレルモン-フェラン」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第13号,2001,pp.57-89.
2002
「修正集-名,テクストとその図柄,三十年戦争」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第14号,2002,pp.1-50.
« La Guerre et la conversion - La Guerre de trente ans et le Problème franco-< palatin > », Société de Langue et Littérature Françaises du Kanto, Bulletin d'études de langue et littérature française, no.11, 2002, pp.35-48.
« Note sur la naissance et la mort d'Amable Bourzeis », Centre international Blaise Pascal, Courrier du centre international Blaise Pascal, no.24, 2002, pp.47-50.
2003
「「ルイ・マラン」の/と『言説批判』-「パスカル」と社会実践としての言説」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第15号,2003,pp.55-88. →XYZ
2004
「終わりにおける始まりの歴史記述-マルク・フュマロリ,『アカデミー・フランセーズ』解説と註解,批評 」,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第16号,2004,pp.101-154.
「テクストの生産と戦略-帰属戦争,テクスト生産,文芸の制度化」,2005,成城大学フランス語フランス文化研究会編,『AZUR』,第7号,pp.63-81.→XYZ
「テクスト,その行為と作用-1655年,リアンクール公をめぐる出来事について」 ,2005,東京都立大学仏文研究室編『佛文論叢』,第17号,pp.21-44.
2005
(博士論文)
2006
「フランス近世出版統制と文芸の成立 ― 文芸を創る国王秘書官」(「ジャンセニスムと出版允許(2)」),『関西大学西洋史論叢』,第9号,2006年,pp.17-34.
「フランス近世出版統制史の記述について ― その用語と定義」(「ジャンセニスムと出版允許(1)」),武蔵大学『人文学会雑誌』,第38巻第2号,2006,63(156)-85(178).
2007
「パリ十七世紀・図書館とアカデミーの地政学」,平成16年度~18年度 科学研究費補助金 基礎研究(C)研究成果報告書 成城大学(研究代表者 北山研二)『なぜ人々は物語なしに生きていけないのか----多メディアの中の物語の発生・展開・終焉----』(研究課題番号16602015),平成19年3月,pp.128-141.
「雇われ検閲人は金を受け取ることができるか ― フランス近世出版統制とジャンセニスム」(ジャンセニスムと出版允許(3)),成城大学フランス語フランス文化研究会編,『AZUR』,第8号,2007,pp.53-72.
「ジャンセニスムとマザリナード ― 文芸者の理想と現実」『Web TOKAI』助川他企画・編< シーシュポスの人間学――<理想>と<現実>のはざまで―― >第六回に掲載.→XYZ
2008
「公認か『承認』か -フランス近世出版統制とジャンセニストの出版戦略」(ジャンセニスムと出版允許(4)),成城大学フランス語フランス文化研究会編,『AZUR』,第9号,2008.
« Une écriture pour deux actions―La Stratégie janséniste dans le Mémoire de Liancourt » Université Sophia, Revue d'études francaises, no.42, 2008, 67-88.(上智大学フランス文学科『仏語・仏文学論集』)
「現代フランスの学生運動とその報道 - 大学改革に関する『ペクレス法』への抗議運動を事例として」,武蔵大学総合研究所『武蔵大学総合研究所紀要』第十七号(2007年度),2008年6月5日,pp.145-165.→抄録
2009
「マザリナードの手続き」,武蔵大学総合研究所『武蔵大学総合研究所紀要』第十八号(2008年度),2009年6月5日,pp.221-232.→抄録
*(報告)「『マザリナードとジャンセニスム 近世フランス社会における出版メディアをめぐる闘争』に関する研究報告(文部科学省科研費(20720092)若手研究(B)」,武蔵大学総合研究所『武蔵大学総合研究所紀要』第十八号(2008年度),2009年6月5日,pp.274-276.
「ガブリエル・ヴィットコップ - 死に魅せられた作家」,成城大学フランス語フランス文化研究会編,『AZUR』,2009,第10号,pp.95-112.
「共友空間の行為とエクリチュール - クリスチャン・ジュオーについて」in『論考クリスチャン・ジュオー』Edition Tiré-à-Part,kobe,2009(無料で配布した小冊子).→加筆・訂正の上,「より高度な方法意識の覚醒に向けて ―クリスチアン・ジュオーの認識と方法」と改題し,『歴史「と」エクリチュール』に収録した.
*(新聞投稿)「奨学金返済 (滞納招く制度の不備正せ)」『朝日新聞 私の視点』,2009年6月13日.
2010
「古典資料センター所蔵『マザリナード』の現在 -附所蔵マザリナード一覧及び選集合本内容一覧(Etat actuel des Mazarinades conservees au Center for Historical Social Science Literature, l'Universite Hitotsubashi(2009), suivi du Catalogue des Mazarinades et de la Liste des Mazarinades contenues dans les Recueils factices)」,一橋大学社会科学科学古典資料センター,<スタディ・シリーズ>,No.63,2010.→Livres
*(報告)「『マザリナードとジャンセニスム 近世フランス社会における出版メディアをめぐる闘争』に関する研究報告(文部科学省科研費(20720092)若手研究(B)」,武蔵大学総合研究所『武蔵大学総合研究所紀要』第十九号(2009年度),2010年5月26日,pp.204-205.
「マザリナードの記述」,成城大学法学部『教養論集』,2010,no.22,pp.121-135.→XYZ
2011
*(報告)「『マザリナードとジャンセニスム 近世フランス社会における出版メディアをめぐる闘争』に関する研究報告」,武蔵大学総合研究所『武蔵大学総合研究所紀要』第二十号(2010年度),2011年6月27日,pp.195-196.
「より高度な方法意識の覚醒に向けて ―クリスチアン・ジュオーの認識と方法」in『歴史とエクリチュール 過去の記述』水声社,2011,pp.205-285.
2012
*(報告)「『マザリナードと論争研究 歴史社会学と文学社会学の境界領域研究』に関する研究報告(平成23年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(課題番号 23520911)」,武蔵大学総合研究所『武蔵大学総合研究所紀要』第二一号(2011年度),2012年6月15日,pp.135-136.
「「モデル小説」の射程 ―十九世紀末の奇書『チュチュ』の執筆,出版と読解」,国際センター, 岡山大学教育開発センター, 岡山大学言語教育センター, 岡山大学キャリア開発センター『大学教育研究』,(大学紀要)No.8,2012, pp.163-178.
2013
*(紹介)『岡山大学の教職員が推薦 学生にすすめる本』(岡山大学生活協同組合,2013)で以下3冊を紹介.西郷信綱『詩の発生 文学における原始・古代の意味』,湯浅誠『反貧困』,クリスチアン・ジュオー『歴史とエクリチュール』.
2013
*(紹介)『岡山大学の教職員が推薦 学生にすすめる本』(岡山大学生活協同組合,2013)で以下3冊を紹介.西郷信綱『詩の発生 文学における原始・古代の意味』,湯浅誠『反貧困』,クリスチアン・ジュオー『歴史とエクリチュール』.
2014
*(紹介)『岡山大学の教職員が推薦 学生にすすめる本』(岡山大学生活協同組合,2014)で以下3冊を紹介.クリスチアン・ジュオー『マザリナード 言葉のフロンド』,生田武志・北村年子『子どもに「ホームレス」をどう伝えるか いじめ・襲撃をなくすために』,高橋哲哉『戦後責任論』.→XYZ
*(書評)Keisuke MISONO, Ecrire contre le jansénisme : Léonard de Marandé, polémiste vulgarisateur, Honoré Champion, 2012 dans 日本フランス語フランス文学会『cahier』, no.13, mars 2014, pp.21-23.
「小説とそのモデル ―プランセス・サッフォー『チュチュ』について」inプランセス・サッフォー著 安井亜希子・野呂 康訳『チュチュ 世紀末風俗奇譚』東京,水声社,2014,pp.243-271.→Livres
*(会報)「佐野章二ビッグイシュー日本代表の講演を聴いて」特定非営利活動法人岡山・ホームレス支援きずな『NewsLetter』no.21(総会特集号),2014.7.,pp.5-6.
(共著論文)野呂 康,石野好一,伊勢 晃「大学における外国語教育の現状 ―国立大学,公立大学,私立大学の各事例から」『日本の科学者』vol.49, 2014年9月号,pp.32-37.
「サン−シランの残像 ―論争における操作と,その展開」,岡山大学言語教育センター他編『大学教育研究』,No.10,2014,pp.1-14.
2015
*(書評)山上浩嗣著『パスカルと身体の生』,大阪,大阪大学出版会,2014年 dans 『図書新聞』第3195号,2015年2月21日.
*(紹介)『岡山大学の教職員が推薦 学生にすすめる本』(岡山大学生活協同組合,2015)で以下3冊を紹介.ガブリエル・ヴィットコップ『ネクロフィリア』,阿部彩『子どもの貧困』IとII,小森陽一『縁の物語 「吉野葛」のレトリック』.
「1640年代の出版業界とジャンセニスム論争(その一)」,国際センター, 岡山大学教育開発センター, 岡山大学言語教育センター, 岡山大学キャリア開発センター『大学教育研究』(大学紀要),No.11,2015, pp.33-42.
*(会報)「活動拠点移動後の活動状況〔安楽亭について〕」特定非営利活動法人岡山・ホームレス支援きずな『NewsLetter』no.26,2015.10.
2016
*(紹介)『岡山大学の教職員が推薦 学生にすすめる本』(岡山大学生活協同組合,2016)で以下3冊を紹介.ブレーズ・パスカル著塩川徹也編訳『パンセ』(上・中),丸山里美『女性ホームレスとして生きる 貧困と排除の社会学』,プランセス・サッフォー『チュチュ 世紀末風俗奇譚』.
*(会報)「活動報告 夜回りについて」特定非営利活動法人岡山・ホームレス支援きずな『NewsLetter』no.28,2016.4.
*(書評)「表象のパスカル ― テクストの編纂と表象の試み」 Alain Cantillon, Pari-de-Pascal Une série d'énonciations, Vrin/EHESS, 2014の書評.→サイト「プレテクスト:ジャン=ジャック・ルソー」(「本棚」→「文学・歴史」)
Yasushi NORO, «Affaire d'obéissance» in GRIHL, Écriture et Action XVIIe-XIXe siècle, une enquête collective, Éditions EHESS, 2016, pp.266-272.→Livres
「1640年代の出版業界とジャンセニスム論争(その二)」 岡山大学ヨーロッパ言語文化研究会『ヨーロッパ言語文化研究』(大学紀要),no.35, 2016年3月15日,pp.1-15.
« L'image de feu Saint-Cyran — un autre regard sur la bibliographie littéraire », Revue les Dossiers du GRIHL, octobre 2016 : http://dossiersgrihl.revues.org
*(会報)「活動報告 夜回りについて」特定非営利活動法人岡山・ホームレス支援きずな『NewsLetter』no.29,2016.10.
文芸事象の歴史研究会編著『GRIHL』,東京,吉田書店,2017.→Livres
Yasushi Noro, Une Vie à la trace - Amable Bourzeis, écrivain(1606-1672), Paris, Classiques Garnier, 2018.→Livres
*(事典項目)「シラノ・ド・ベルジュラック」in『赤い鳥事典』.
*(紹介)『岡山大学の教職員が推薦 学生にすすめる本』(岡山大学生活協同組合,2019)で以下3冊を紹介.J.H.エリオット『歴史ができるまで トランスナショナル・ヒストリーの方法』,『赤い鳥事典』,ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』.
2019
「伝記記述と作家の生涯 日本におけるシラノ・ド・ベルジュラックの受容」日本フランス語フランス文学会・中国・四国支部機関誌『フランス文学』第32号, 2019, pp.91-101(広島大学学術情報リポジトリでも公開されている).
« Injure pour injure » Une polémique quasiment invisible autour de De la Fréquente communion d'Antoine Arnauld, Etudes Epistémè, revue en ligne.
2020
*(書評)「ジャンセニスム 論争からみた歴史記述」 御園敬介『ジャンセニスム 生成する異端』の書評.→サイト「 Paul Valéry, Le vent se lève」
2021
「付論 サラザンとマザリナード」(日本フランス語フランス文学会・中国・四国支部『フランス文学』No.33, 2021, pp.77-86).
2022
「文学の領分 −文学は何を伝えるのか」岡山大学ヨーロッパ言語文化研究会『ヨーロッパ言語文化研究』(研究会紀要),no.40, 2022年8月,p. 1-21.
「パスカルと『プロヴァンシアル書簡』(3) 語り手「私」の設定」(執筆中)
2023
「パスカルと『プロヴァンシアル書簡』(2) 語り手としての単一の「私」」(日本フランス語フランス文学会・中国・四国支部『フランス文学』No.34,2023, p. 15-29)
「アトリエ『プチ・ニコラ』(2) 日本語版『プチ・ニコラ』はいかにしてできたか(翻訳者インタビュー)〜サンペ追悼〜資料編補遺」(日本フランス語フランス文学会・中国・四国支部『フランス文学』No.34,2023, p. 65-79)
「『プロヴァンシアル書簡』の作者は誰か? パスカルと『プロヴァンシアル書簡』」(日本フランス語フランス文学会編『フランス語フランス文学研究』,第123号,2023, p.55-70)
2024
*は論文以外の執筆物