執筆陣が豪華なのに加えて,何より,セリーヌ研究の現状を知ることができます.雑誌形式での紹介では,最新の略年譜や文献が網羅されているところが便利です.
大学の紀要がおしゃれな装丁で刊行されるようになったのは,一般を意識してのことでしょうが,確かに手に取ってくれる人が増えるに越したことはありません(le 22 février 2025, y.n.).
インターネットのサイトでも公開されています.
東京都立大学機関リポジトリ「みやこ鳥」
最新の知見,そして日本語で書かれたセリーヌ研究への貢献を,本冊子のフランス語版という形でぜひ発信してもらいたいものです.

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